生活相談員の主な仕事の一つに入所希望者の受け入れがあり、ここで大切になるのが現場との連携です。例えば、介護度の高いA さんを受け入れる場合、多職種間での情報共有がとても大切になるため、事務的に入所手続きを行うだけではいけません。A さんの疾患や既往歴、身体機能などについて、関係各所に共有し「どうすればＡさんが安心した施設生活を送ることができるか」を多職種皆で検討します。そうすることでA さんの施設生活が潤い、より豊かになることに繋がるとともに、スタッフのやりがいにも繋がるからです。また、入所後は可能な限り現場に足を運び、スタッフや利用者様に「調子はどうですか？大変なことはありますか？」とヒアリングするなどアフターフォローしながら関係性の構築を行っています。

タムスグループの介護施設では自立支援ケアに力を入れており、カンファレンスの場では「利用者様が自立した生活を送るために何が課題になっているか」と活発な意見交換をします。
そこには様々な専門職が参加しますが≪日々の生活≫、≪身体機能≫、≪栄養面≫といったそれぞれの職種からの視点でより良い方向性を検討します。スタッフ全員が自立支援という共通の目標を持っているため、「そういう考えもあるね！」「A とB の意見を合わせればもっと良くなる」と、建設的な会話も多いです。各職種の専門性を活かして、一人のために力を合わせられるのはタムスグループならではの強みだと考えています。周りと協力して誰かの人生を支えたい。そのような方は楽しく働けるはずです。